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年商100億円を超えるラーメン店は、滋賀県に本部を構え、全国で150店舗以上展開する「未来亭」です。
1997年に立ち上げ、2002年に10店舗、2004年に50店舗、2007年に100店舗と急速に拡大しています。
急速に拡大している秘密は、のれん分け制度です。
ここの「のれん分け」制度は、「ロイヤリティ0」「食材マージン0」店舗買取費用も「税引き前利益の15か月分」という至れりつくせりの制度です。
来来亭の豆田社長は、来来亭が儲かり、自分ばかりが高い給料を貰うことに、うしろめたさを感じ、のれん分けをするようになったと言います。
来来亭1号店は、豆田社長とは異なる方がオーナーとして立上げたお店です。
しかし、月商450万円程度の売上が本業に比べると魅力を感じないオーナーが豆田社長に譲渡し、それを豆田社長がここまで大きくしたそうです。
2号店目を出店する際、店長の給料を50万円に上げました。
「店長になりたい!」というモチベーションを社員に与え、更に50万円以上稼げるチャンスを与えようと、独立を支援する「のれん分け」を始めたと言います。
これにより、
1.やる気(「独立したい」)のある社員を採用する。
2.直営店が繁盛する。
3.繁盛店で育った人材は独立する。
4.独立した先輩を見て、他の社員は更にやる気になる。
という1⇒4のスパイラルにより直営店の業績が伸びる仕組みを作りました。
このスパイラルを邪魔するような仕組み(本部が独立者から利益を吸い取る)を導入しなかった来来亭は、年商100億を超えるラーメンチェーンになりました。